月光天文台月光天文台

公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台

☆Calendar                                  

                                
 天文と暦
○暦は天文(太陽・月・星の運行)を観測して作られた人間生活の基準です。あなたはいつ産まれましたか?ときかれ、何年何月何日と答えると昔のことがはっきりします。今度何月何日にまた会いましょう、というと未来のことが計画できます。いわば過去・現在・未来を明らかにして、人間社会に秩序をもたらすのが暦・カレンダーです。日本のコヨミという言葉は、日読(カヨミ)からできたともいわれ、過ぎ行く日々を数える数え方です。


 

 暦の種類
○暦は基本とする天文現象によって、おもに3つに分けられます。季節のひとめぐり=1年の長さをもとにした太陽暦(タイヨウレキ)。月の満ち欠けの周期に合わせた太陰暦(タイインレキ)。そして太陰暦だけども、季節と暦があまりずれないようにくふうした太陰太陽暦です。
 また暦には使う目的によって天体暦、航海暦、農事暦などさまざまの種類があります。暦の多くは天文・自然環境の変化や人々の行事などが記され、私たちの生活の目安となっています。

 日本の暦
○日本では、7世紀の飛鳥時代頃に中国から伝えられた太陰太陽暦を使い始めています。およそ1000年後の江戸時代なかばの貞享2(1685)年、初めて日本人自身・渋川春海によって作られた太陰太陽暦が使われました。これを貞享暦(ジョウキョウレキ)といいます。日本人の手による暦は3回の改暦を経て、明治5年まで188年間使用されました。そして明治6(1873)年、西洋からもたらされた太陽暦が日本で採用されたのです。この現在も使われている太陽暦はグレゴリオ暦と呼ばれ、日本での使用は2013年で140年になります。
                                      

           

  

平成27年(2015)の祝休日

No  日 付 名 称 施行年      備  考
1 1月1日 元日 昭和23 戦前(1920)まで年末と三箇日は休日
2 1月12日△ 成人の日  〃 1月第2月曜・平成11年(1999)まで1月15日
3 2月11日 建国記念の日 昭和41 明治に制定された紀元節の復活
4 3月21日* 春分の日 昭和23 自然をいつくしみたたえる日・太陽黄経0°
5 4月29日 昭和の日 平成元 昭和天皇のお誕生日 平成19年(2007)より「みどりの日」を改称
6 5月3日 憲法記念日 昭和23 現日本国憲法は昭和22年(1957)のこの日施行
7 5月4日 みどりの日 昭和60 はじめて「国民の休日」として実施されたのは昭和63年(1998) 平成19年(2007)に改称され祝日に昇格
8 5月5日 こどもの日 昭和23 従来の端午の節句
9 7月20日△ 海の日 平成8 平成7年(1995)に制定・翌年実施 7月20日だったのを平成15年(2003)より7月第3月曜
10 9月21日△ 敬老の日 昭和41 老人の日を改定・9月15日だったのを平成15年(2003)より9月第3月曜
11 9月23日* 秋分の日 昭和23 祖先をしのびおまつりする日・太陽黄経180°
12 10月12日△ 体育の日 昭和41 10月第2月曜・平成11年(1999)まで10月10日
13 11月3日 文化の日 昭和23 明治天皇のお誕生日
14 11月23日 勤労感謝の日  〃 戦前までの新嘗祭
15  12月23日 天皇誕生日 平成元 今上天皇陛下のお誕生日
       ※9月22日は休日。
       ※平成27年の振替休日は、5月6日(水)です。

平成28年(2016)の祝休日

No  日 付 名 称 施行年      備  考
1 1月1日 元日 昭和23 戦前(1920)まで年末と三箇日は休日
2 1月11日△ 成人の日  〃 1月第2月曜・平成11年(1999)まで1月15日
3 2月11日 建国記念の日 昭和41 明治に制定された紀元節の復活
4 3月20日* 春分の日 昭和23 自然をいつくしみたたえる日・太陽黄経0°
5 4月29日 昭和の日 平成元 昭和天皇のお誕生日 平成19年(2007)より「みどりの日」を改称
6 5月3日 憲法記念日 昭和23 現日本国憲法は昭和22年(1957)のこの日施行
7 5月4日 みどりの日 昭和60 はじめて「国民の休日」として実施されたのは昭和63年(1998) 平成19年(2007)に改称され祝日に昇格
8 5月5日 こどもの日 昭和23 従来の端午の節句
9 7月18日△ 海の日 平成8 平成7年(1995)に制定・翌年実施 7月20日だったのを平成15年(2003)より7月第3月曜
10 9月19日△ 敬老の日 昭和41 老人の日を改定・9月15日だったのを平成15年(2003)より9月第3月曜
11 9月22日* 秋分の日 昭和23 祖先をしのびおまつりする日・太陽黄経180°
12 10月10日△ 体育の日 昭和41 10月第2月曜・平成11年(1999)まで10月10日
13 11月3日 文化の日 昭和23 明治天皇のお誕生日
14 11月23日 勤労感謝の日  〃 戦前までの新嘗祭
15  12月23日 天皇誕生日 平成元 今上天皇陛下のお誕生日
       ※△印:曜日によって決定、*印:黄経によって決定
       ※平成28年の振替休日は、3月21日(月)です。

☆春分の日・秋分の日・成人の日
   海の日・敬老の日・体育の日(予報)

  天の赤道を太陽が南から北へ横切る瞬間が「春分」です。逆に北から南へ横切ると「秋分」となります。この天文現象が起きる瞬間が含まれる日が、それぞれ「春分の日」、「秋分の日」となります。
 下の表は予報ですが、国民の祝休日として確定するのは、国立天文台の発表する「暦要項」が、前年の2月1日に発行される「官報」に掲載されてからです。
平成 西暦年 春分の日 秋分の日 成人の日 海の日 敬老の日 体育の日
23 2011 3月21日 9月23日 1月10日 7月18日 9月19日 10月10日
24 2012 3月20日 9月22日 1月9日 7月16日 9月17日 10月8日
25 2013 3月20日 9月23日 1月14日 7月15日 9月16日 10月14日
26 2014 3月21日 9月23日 1月13日 7月21日 9月15日 10月13日
27 2015 3月21日 9月23日 1月12日 7月20日 9月21日 10月12日
28 2016 3月20日 9月22日 1月11日 7月18日 9月19日 10月10日
29 2017 3月20日 9月23日 1月9日 7月17日 9月18日 10月9日
30 2018 3月21日 9月23日 1月8日 7月16日 9月17日 10月8日
31 2019 3月21日 9月23日 1月14日 7月15日 9月16日 10月14日
32 2020 3月20日 9月22日 1月13日 7月20日 9月21日 10月12日
33 2021 3月20日 9月23日 1月11日 7月19日 9月20日 10月11日

☆400年に1度の閏年?

  グレゴリオ暦では、季節と暦がずれないよう閏日(ウルウビ=2月29日)が置かれます。閏日のある年が閏年(ウルウドシ)で、その決め方は次のようになっています。

 (1)西暦年が4で割り切れる年は閏年とする。
 (2)ただし西暦年が100で割り切れ、その商(答え)が4で割り切れないときは平年とする。

 頭が痛くなりそうです。(1)の決め方だけだと暦の1年の長さは365.25日になり、400年間に閏年は100回になります。しかし実際の季節の1年は約365.2422日です。そこで100回のうち3回を平年にすると、97/400=0.2425、つまり暦の上で1年を365.2425日としたことになり、誤差はより小さくなります。(2)は、はぶく3回の決め方を書いたものです。

 別の書き方をすれば、「西暦が4で割り切れる年は閏年としますが、例外として西暦年の下2桁が00年の場合(100年ごと)は平年とします。さらに例外の例外として、西暦が400で割り切れる年はやっぱり閏年とします」ということになります。
 西暦2000年は、まさに400年に1度の「例外のなかの例外」の閏年といえるでしょう。

                                        

 ☆2001年6月15日・改正祝日法成立

 この日の国会で、2つの祝日を月曜日にうつす改正祝日法案が可決された。変更になるのは「海の日」(7月20日)と「敬老の日」(9月15日)で、いずれもその月の第3月曜日に移動になる。
 これにより土・日に祝日の月曜を加えて三連休となるのは「成人の日」、「体育の日」と合わせて年4回となる。平成15年から実施される。併せて9月15日を「老人の日」とし、同日から21日までを「老人週間」とする改正老人福祉法も成立した。
 
 ということであるが、今回の改正を見ていると、人間の都合のみが見え透いて、本来の「国の祝日」とは何なのかを考えさせられる。 
                                         

太陽暦採用130年

  2003年は西洋の太陽暦(グレゴリオ暦)を日本が採用して130年になる。明治とともに始まった日本の近代化は、キリスト教文化を除いた欧米の近代国家システム、学校教育制度、生活様式、科学文明の受容であった。

 日本の歴史を「使用された暦」によって乱暴に分けると以下の3つになる。
 (1)中国の暦(太陰太陽暦)を使った時代 - 7世紀から江戸時代なかばまで
 (2)日本人が作った暦(太陰太陽暦)を使用した時代 - 貞享2年から明治5年まで
 (3)西洋の太陽暦を使った時代 - 明治6年から現代

 以上の大まかな区分は同時に次のようにも表現できないだろうか。
 (1)インドの仏教、中国の儒教・統治制度・漢字など東洋文明を習得した時代
 (2)鎖国の時代で、日本独自の産業・学問・芸能が発展した時代
 (3)西洋を手本に国づくりを進めた時代

 このなかで現代に今なお大きな足跡を残しているのは、(3)の太陽暦の時代にほかならない。
 この明治以来の130年余りは、日本にとっても未曾有の経験だったろう。

 明治以降、基本的に法治国家とするために憲法・法律を作らなければならない。西洋の教授を招いて大学に法学部を作り、法律を学ばせ、裁判官を養成した。また政治も西洋に習い民主主義で多数決とした。そのため政党が結成された。
 大日本帝国憲法が発布されたのは明治22年(1889)で、第1回帝国議会(国会)が開かれたのはその翌年である。
 経済は資本主義あるいは自由主義経済、教育は学校制度でということになった。

 西洋から輸入されたものは数え切れない。科学文明、西洋音楽、西洋絵画、株式制度、服飾、料理等々。
 日本は東洋文明の下地の上に西洋文明を開花させ、アメリカのような極端な法治主義に陥らなかった。日本の常識が働いているのである。

 日本は洋の東西からさまざまな文明の成果をいただいている。このような観点からすると、次に日本はある意味で「お返し」をする番ではないだろうか。日本が世界へ貢献し、発信するそのような出発点にきているように思われる。
 活力ある日本が再現されたい。
 

2003年7月16日 祝日法改正案が衆院を通過へ

 「みどりの日」を「昭和の日」と変更する祝日法改正案が衆院内閣委員会で可決。17日の衆院本会議で可決され衆院を通過する見通し。

 ※結局この法案は参議院で審議されませんでした。

2004年 日本で暦日採用 1400年   日本製の陰暦・貞享暦採用決定320年

2005年 ユリウス暦制定 2050年   日本製の陰暦・貞享暦施行 320年

2005年5月13日 改正祝日法が成立 「みどりの日」が「昭和の日」となる (平成19年・2007年より)
          合わせて、5月4日の国民の休日を「みどりの日」として祝日とする

2012年  ローマでグレゴリオ暦採用 430年 

2012年  2月6日  暦文協創立 

2013年  日本で太陽暦採用140年

2015年 ユリウス暦制定 2060年   日本製の太陰太陽暦・貞享暦施行 330年


picup