月光天文台月光天文台

公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台

トップページ > 天象 > 2016年のおもな天象

2016年のおもな天象と暦

      ★惑星同士の会合   ★5惑星一望   ★主な惑星の動きと星座    -> 2016年の祝休日

 
 暦は西暦2016年、平成28年、干支は丙申(ひのえさる)、九星はに二黒土星、閏年である。
 元日は金曜で、元日の干支は壬午(みずのえうま)。

 元日の月齢(午後9時)は21.1である。

 平成28年は、昭和91年、大正105年、明治149年、日本紀元では2676年。
 西暦が4で割り切れる閏年は、夏季オリンピック、米大統領選挙などがある。

 公定祝日は16日。
 今年から公定祝日として8月11日の「山の日」が追加され、祝日は16日になった。
 祝日と日曜が重なるのが3月20日で、21日の月曜日が振替休日となる。振替休日はこの日のみ。  
 
 ゴールデンウイークは、4月29日が金曜、3連休の始めの5月3日が火曜日で、5月8日の日曜まで、10連休とする例も多いとみられる。

 旧暦は閏月のない平年。旧暦にもとづくおもな行事は以下の通り。
  旧正月(旧1月1日)    -> 2月8日       旧ひな祭(旧3月3日) -> 4月9日
  旧端午の節句(旧5月5日)-> 6月9日         旧暦の七夕(旧7月7日)ー> 8月9日
  中秋の名月(旧8月15日)ー> 9月15日(満月の2日前)  旧重陽(旧9月9日)-> 10月9日
  十三夜(旧9月13日)   -> 10月13日

  イースター -> 3月27日 
  ラマダン  -> 6月6日~7月5日(暫定)

   ※イスラム暦は純粋な太陰暦で、1年が12朔望月で約354日と、現行の太陽暦より11日ほど短い。
     西暦2016年には10月3日頃に、イスラム暦1438年の新年を迎える。
     ユダヤ暦5777年の新年も10月3日である。


○日食・月食
  2016年には日食が2回起き、月食は起きない。ただ肉眼では認められない半影月食が3回ある。
  日本で見られるのは、3月の皆既日食のみである。(半影月食は、いずれも日本では月が地平線の上の時間に起きる)

  以下、現象の中心時刻(JST)と、日本で見られるものは黄色で示す。 
  
  日 付 時 刻(時:分) 現 象  備 考
 3月09日 11:06 皆既日食 太平洋・インドネシアの一部で皆既食。日本では部分食となる。
 3月23日 20:47 半影月食 地平高度約33°
 8月18日 18:43
 半影月食 地平高度約4°
 9月01日 18:18 金環日食 インド洋南方、アフリカ南部の一部で金環日食。日本では見られない。
 9月17日  3:54 半影月食 地平高度18°


○惑星と冥王星の現象(赤道座標)-2016
 太陽に近い方から順に水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、そして準惑星の冥王星のデータ。

 ・それぞれの動
 ★水星:夕方3回、明け方3回の最大離角となる。最大離角は太陽からもっとも離れて見える時で、観測好機となる。
         
 東方最大離角 西方最大離角
     -   2月07日
   4月18日   6月05日
   8月17日   9月29日
  12月11日    -

★東方最大離角は夕方、西方最大離角は明け方に見える。 
 春の夕方と秋の明け方が、地平線との距離が比較的大きく見つけやすい。

★金星:6月7日に外合となり、明けの空から宵の空へ移る。年初めの明け方、年末の夕方が見やすい。 
      金星は昨年と一変、目立たない年となる。  
 現 象日 付
 外 合6月07日
  

★外惑星と冥王星
 

天 体 東 矩 合 西 矩 留 衝
  火 星  9月07日   -:-  1月30日   4月17日  5月22日  6月30日
  木 星  6月08日  9月27日   -:-  1月09日  3月09日  5月10日
  土 星  8月30日  12月10日  3月04日  3月25日  6月03日  8月14日
  天王星  1月05日  4月10日  7月13日  7月30日  10月16日  12月30日
  海王星  12月04日  2月29日  6月05日  6月14日  9月03日  11月20日
  冥王星  10月10日  1月06日  4月10日  4月18日  7月08日  9月26日
  
 火 星:今年の火星は5月に衝となり、5月31日は地球最接近(0.50AU・約7500万km)。
      約2年ぶりの観測シーズンとなる。
       冬の衝は小接近、夏の終わり頃の衝は大接近となるが、今回の接近は中接近。
       8月下旬、火星の対抗者の意味を持つアンタレスに接近する。
     
 木 星:3月9日、しし座で衝となる(‐2.5等)。春の夜空の良き観望対象。
       ひときわ明るい木星は、7月頃まで宵の一番星となるでしょう。

 土 星:へびつかい座にあり、土星は6月3日に衝となる(0.0等)。
        さそり座のアンタレスの上に陣取っている。環の傾きが大きい。 
 天王星:天王星は、うお座で10月16日に衝(5.7等)。  
 海王星:海王星は、9月3日、みずがめ座で衝(7.8等)。
 冥王星:冥王星は、いて座で7月8日に衝(14等)。
       2015年7月14に最接近した冥王星探査機ニューホライズンズのデータは、
       およそ16ヶ月かかって地球に送信されるという。
       冥王星の表面のハートマークには驚いた方も多いのでは。


★惑星と惑星、または惑星と恒星との主な会合

 1月09日 明け方、金星が土星の北に大接近
 8月24日 宵の空で、火星がアンタレスの北に接近
 8月26日 宵の空で、火星が土星の南を通過
 8月28日 宵の空で、金星が木星の北に接近(太陽に近い)
 10月30日 宵の空で、金星が土星の南を通過


  ★5惑星一望

 ◆肉眼で見える古来からの5惑星(水星・金星・火星・木星・土星)が、地平線の上にある状態を、5惑星一望と名付ける。
  このような現象は、2002年から2018年の間に4回ほど起きる。
  特に2016年には、以下の2回起きる。
       2016年2月前半 明け方  -> 画 像
       2016年8月後半 夕方   -> 下の図

     
 ★5惑星一望  8月17日 19:00
zu-160817
 ・8月後半の夕方のようす
  南の空に土星と火星、西空に金星、木星、水星が見えている。この日は水星の東方最大離角の日。
  8月27日ころには、金星と木星が接近する
                             〔星図:ステラナビゲータ/アストロアーツ〕



               ★主な惑星の動きと星座
                                          2016年
 惑星 日付 背景星座・動き  惑星 日付 背景星座・動き
 金星 
   1.01 てんびん・順行
   1.02 さそり 
   1.06 へびつかい
   1.22 いて
   2.18 やぎ
   3.11 みずがめ
   4.02 うお
   4.12 くじら
   4.14 うお
   5.01 おひつじ
   5.20 おうし
   6.07  外合
   6.19 ふたご
   7.11 かに
   7.27 しし
   8.25 おとめ
   9.30 てんびん
   10.18 さそり
   10.25 へびつかい
   11.09 いて
   12.07 やぎ
   12.31  〃
   1.01  みずがめ
 火星 
   1.01 おとめ・順行
   1.18 てんびん
   3.14 さそり
   4.04 へびつかい
   4.17 留 -> 逆行
   5.01 さそり
   5.22 衝
   5.30 てんびん
   6.30 留 -> 順行
   8.02 さそり
   8.21 へびつかい
   8.29 さそり
   9.03 へびつかい
   11.09 やぎ
   12.16 みずがめ
   12.31  〃
 木星
   1.01 しし・順行   
   1.09  留 -> 逆行
   3.09  衝
   5.10  留 -> 順行

   8.09 おとめ
   12.31  〃
 土星
   1.01 へびつかい・順行 
   3.25  留 -> 逆行
   6.03  衝
   8.14  留 -> 順行

   12.31 へびつかい
 天王星
   1.01 うお・順行 
   7.30  留 -> 逆行
   10.16  衝
   12.30  留 -> 順行


 海王星
   1.01 みずがめ・順行 
   6.14  留 -> 逆行
   9.03  衝
   11.20  留 -> 順行


 ※ここの日付はおおまかなもの
 ・順行:星座に対し東へ進む ・逆行:星座の中を西へ進む ・留:惑星の見かけの運行方向の転換点
 ・合:惑星が太陽の方向   ・衝:惑星が太陽の反対方向  

 ・内惑星は内合の前後に逆行し、外惑星は衝の前後に逆行する
                                            〔■月光天文台〕
picup