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望遠鏡で見た天体 2019年  

    -> 夜空(Night Sky)-2019    昼間の金星-2019        ・暦と歳時記-2019

月と金星が大接近(1)   1月2日       ★月と金星が大接近(2)  1月2日       ★球状星団 M3   1月3日
上弦の月      1月14日          ★地球照3つ      1月2日・3日・4日     ★岩本彗星      2月12日
渦巻銀河 M81   1月4日           ★爆発銀河 M82   1月4日           ★細い月と地球照   1月4日
M53とM101    4月5日           ★黒点出現!     4月9日           ★ヒアデス食     4月9日
★黒点見頃      4月13日~15日       ★太陽黒点      4月16日          ★黒点2つ      5月8日
最大の上弦     5月11日



    ★最大の上弦     5月11日
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 ・今年最大の上弦は、5月12日10時12分で視半径は16′09″。
  あいにく12日はお天気が悪く、前日の宵の半月です。

〔データ〕2019年 5月11日 20:22
     露出 1/250秒
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕    
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 400〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop CS5 





  ★黒点2つ      5月8日 8:46 
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spot-0508-2
・地球規模の黒点が2つ出現
  サンフェイスルームに投影された2メートルの太陽像
・像がはっきりしないが、地球サイズの模型と並べて見た
 出現緯度が低いので、現在の第24周期の黒点と思われる





    ★太陽黒点      4月16日
sun-0416
 ・久しぶりの黒点なので8cm屈折で撮ってみた 

〔データ〕2019年4月16日 9:28
     露出 1/50秒、1/40秒、2コマ合成
     五藤8㎝屈折望遠鏡 直焦〔F15、f1200mm〕+ サンフィルター    
     Canon Eos20D〔ISO 100〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop CS5 




  ★黒点見頃      4月13日~15日 
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spot-0413-1
・サンフェイスルームに写された黒点     〔撮影・13日12:29〕
  太陽像の直径は2メートル
  低緯度の黒点で、現在の活動周期のものとみられる

   CanonEosM3
・黒点と地球の模型             〔13日12:04〕

 4月8日、縁に現れた黒点が、太陽の自転に伴い中央に回ってきた
 この太陽像に比例した大きさの地球の模型と比べてみた
 黒点の暗部と半暗部が明瞭に分かれている
spot-0414-1espot-0414-2
 ・〔14日13:48〕
  かなり中央に移動してきた。向こうのモニタには宇宙望遠鏡が撮影した太陽黒点が見えている。          
 ・〔14日13:48〕
  黒点は太陽内部の磁力線が表面に出てきたものといわれる
spot-0415-1spot-0415-2
 ・〔15日10:32〕
  午前中の撮影。上の2枚とは撮影方向が逆
  壁には過去300年の黒点相対数の折れ線グラフを掲示している
  ひとつの山の幅が約11年。なぜ11年なのか?これも謎!
 ・〔15日10:31〕
  太陽の白い表面の温度は約6000°、黒点は4000°~5000°とされる




  ★ヒアデス食     4月9日 
syoku-0409-1
syoku-0409-2
・食の直前のおうし座δ1星(左の光点)   〔撮影〕20:24:41 

  宵の西空で細い月(月齢4)がヒアデス星団の星々を隠す「ヒアデス食」が起きた
 西空にはうす雲が出た。
 食の頃は10秒間隔で撮影した。食の直前と直後の画像を並べてみた 
  
・食の直後                〔撮影〕20:24:52  

〔共通データ〕2019年4月9日
     露出 1/4秒
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕    
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 1600〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop CS5 




  ★黒点出現!    4月9日 
spot--0409-1
spot-0409-2
・サンフェイスルームの太陽像に黒点が出現

 久しぶりの黒点
 黒点は太陽表面の比較的温度の低いところ
 太陽活動の激しい頃に、より多く出現する
 現在の太陽は、黒点の少ない極小期の頃で、今年か来年に極小期となり新しい活動周期に移ると見られている
・大きさがわかるように地球の模型を並べてみた

  太陽像は直径2メートルなので、地球は直径2センチの大きさ
  地球の3倍ほどの大きさの黒点だ
  黒点には真っ黒い「暗部」と、薄黒い「半暗部」がある
  太陽の自転(約27日/対地球)により、徐々に中心方向に動いてゆく
  サンフェイスのお陰で、黒点が簡単に見られるよ!



  ★M53とM101    4月5日  
m53
m101
・球状星団M53/かみのけ座     

  翌日の定例観望会の観望対象だったので撮影
  観望会では黄砂のためかよく見えなかった


  〔撮影〕0:14~0:18 
   露出 15秒×1.30秒×6、7コマ合成   
・銀河M101/おおぐま座・回転花火銀河

  とにかく派手な銀河で、撮ってみたかった
  見事なフェイスオン銀河。撮影時にはほぼ天頂にあった

   〔撮影〕0:36~0:57
     露出 60秒×8、30秒×10.18コマ合成
〔共通データ〕2019年4月5日
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕    
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 6400〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop CS5 




    ★細い月と地球照   1月4日 
mo-0104-1
mo-0104
 ・1月4日未明の細い月 
  細く輝いている部分にもかすかな凹凸が見える
  新月が6日の10:28なので、2日ちょっと前
  

〔撮影〕5:52 露出 1/50秒
  
 ・1月4日の地球照   ティコクレーターの光状が目立つ
〔撮影〕5:53 露出 4秒
〔共通データ〕2019年
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕    
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 1600〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop cs5 




    ★爆発銀河 M82   1月4日   ・M82  2014年1月27日
m82-2019-0104-a4
M82-2014-0127-a4
 ・おおぐま座の爆発銀河 M82
    おおぐまの頭の北にあるM81とペアを作る銀河(9.2等)
    2014年に超新星が現われた(右図)
 

  〔データ〕2019年1月4日 3:29~3:41
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕
       ・トリミング 
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO6400〕 
        15秒×1、30秒×8、60秒×4、 13コマ合成
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop 
 ・M82に出現した超新星(SN2014J)
  超新星は太陽より8倍以上の星の、一生の最後の爆発といわれています。ひとつの銀河で100年に1回ほど起きる起きるといわれますが、私たちの天の川銀河では、もう400年も起きていません。

  〔データ〕2014年1月27日 3:56~4:02
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕
       ・トリミング 
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO6400〕 
        30秒×12、 12コマ合成
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop 





    ★渦巻銀河 M81  1月4日
m81-0104-1
 ・おおぐま座の渦巻銀河 M81
    おおぐまの頭の北にあるM82とペアを作る銀河(7.9等)

 
  〔データ〕2019年1月4日 3:15~3:26
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕  ・トリミング
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO6400〕 
        15秒×1、30秒×4、60秒×6、 11コマ合成
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop 




    ★岩本彗星     2月12日 
iwa-0212-1
iwa-0212-2
 ・岩本彗星(C/2018Y1)を初めて撮影
 徳島県の岩本雅之氏が昨年12月に発見。今月2月7日に近日点を通過、2月13日に地球に最接近(0.3au)します。
 彗星を基準としてコンポジットした画像。

 
〔データ〕2019年2月12日 3:59~4:03
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕  
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 6400〕 
         30秒・8コマ合成(彗星を基準)
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop  
 学名はフタバサウルス スズキ、和名はフタバスズキリュウ(双葉鈴木竜) 
 ・こちらは恒星を基準として合成した画像
  地球に近く、約4分の間にみるみる動いていきます
  彗星の予報光度は6.1等

  この日の宵、しし座のη星(3.9等)に接近します。
  岩本彗星は2月後半から3月上旬にかけて、かに座、ふたご座、ぎょしゃ座へと移ります


 






   ★地球照3つ        1月2日・3日・4日  
mo-0102
mo-0103
 〔1〕1月2日 5:23 露出3.2秒 〔2〕1月3日 5:26 4秒
mo-0104
・未明の地球照を3つ並べてみました
 光っている部分が日ごとに小さくなっています
 未明の地球照は、ちょっと珍しいかもしれません




〔共通データ〕2019年
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕    
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 1600〕 
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop 
 〔3〕1月4日 5:53 4秒                     ・月光天文台




    ★上弦の月    1月14日
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 ・今年最初の上弦の月。南中のころ。
  太陽から90°東にある、ということは1月から4分の1年たった4月頃の太陽の位置にある月。ずいぶん高く感じられる。

 この前日に「冬の星空観望会」を実施。昼間は好天だったものの、夕方から少しずつ雲が出始めた。月や明るい星が時々見える観望会となりました。この季節としては暖かな陽気で、20名ほどの参加者がありました。

〔データ〕2019年1月14日 18:15
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕  
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 1600〕 
         1/800秒・1コマ
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop  



    ★球状星団M3   1月3日
em-0103-3-m30
 ・春のりょうけん座の球状星団M3

  〔データ〕2019年1月3日 4:10~4:16
     ニコン20㎝屈折望遠鏡 直焦〔F12、f2400mm〕  
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO6400〕 
        8秒、15秒、20秒、30秒、各4コマ・16コマ合成
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop 




    ★月と金星が大接近(2)  1月2日
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 ・6:23(撮影時刻)
    雲の上の月と金星。4時台にはうす雲におおわれていたがしだいに晴れてきた。
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emv-8
 ・5:20
 五藤8cm屈折による月と金星(露出 1/125秒)
 ・5:40
  ドーム内からの眺め




    ★月と金星が接近(1)   1月2日
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 ・2日の未明、細い月と金星が接近して素晴らしい光景を見せていた。
  月の直径(30′)ほどに接近している
  五藤8cm屈折で地球照とともに撮影。

〔データ〕2019年1月2日 5:23
     五藤8㎝屈折望遠鏡 直焦〔F15、f1200mm〕                  
     Canon Eos5DMarkⅡ〔ISO 1600〕 
         3.2秒・1コマ
    ・画像処理:ステライメージ8、Photshop  



             以上
picup