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    88星座-学名・英語名一覧〔88 Constellation List〕


                                     2016.08.2309.12

CONSTELLATION LIST

 

星座・学名 〔略号〕 - 英名 : 日本語星座名(漢字・学名のローマ字読み):黄道12星座

 

1. Andromeda And– the Chained Maiden  :アンドロメダ(アンドロメダ)

2. Antlia Ant– the Air Pump        :ポンプ(アンチラ)

3. ApusAps – the Bird of Paradise     :ふうちょう(風鳥・アプス)

4. Aquarius Aqr– the Water Bearer     :みずがめ(水瓶・アクアリウス)

5. Aquila Aql– the Eagle          :わし(鷲・アクイラ)

6. Ara Ara– the Altar           :さいだん(祭壇・アラ)

7. AriesAri– the Ram           :おひつじ(牡羊・アリエス)

8. Auriga Aur– the Charioteer       :ぎょしゃ(馭者・オーリガ)

9. Bootes Boo– the Herdsman       :うしかい(牛飼い・ボーテス)

10. Caelum Cae– the Engraving Tool   :ちょうこくぐ(彫刻具・カエルム)

 

11. Camelopardalis Cam– the Giraffe    :きりん(麒麟・カメロパルダリス)

12. CancerCnc– the Crab          :かに(蟹・キャンサー)

13. Canes Venatici Cvn– the Hunting Dogs  :りょうけん(猟犬・カネス ベナチキ)

14. Canis Major CMa– the Great Dog     :おおいぬ(大犬・カニス メイヤー)

15. Canis Minor CMi– the Lesser Dog     :こいぬ(小犬・カニス ミノル)

16. CapricornusCap– the SeaGoat     :やぎ(山羊・カプリコルヌス)

17. CarinaCar – the Keel of the Argo Navis) :りゅうこつ(竜骨・カリーナ)

18. Cassiopeia Cas– the SeatedQueen   :カシオペヤ(カシオペイア)

19. CentaurusCen– the Centaur        :ケンタウルス(ケンタウルス)

20. Cepheus Cep– the King          :ケフェウス(ケフェウス)

 

 

21. CetusCet – the Sea Monster or the Whale :くじら(鯨・ケトウス)

22. Chamaeleon Cha– the Chameleon        :カメレオン(カメレオン)

23. CircinusCir – the DraftingCompass  :コンパス(キルキヌス)

24. Columba Col– the Dove          :はと(鳩・コルンバ)

25. Coma Berenices Com– Berenice’s Hair   :かみのけ(髪の毛・コマ ベレニケ)

26. Corona AustralisCrA– the Southern Crown :みなみのかんむり(南の冠・コロナ オースト

ラリス)

27. Corona Borealis CrB– the Northern Crown :かんむり(冠・コロナ ボレアリス)

28. Corvus Crv– the Crow        :からす(烏・コルブス)

29. Crater Crt– the Cup         :コップ(クレーター)

30. Crux Cru– the Southern Cross    :みなみじゅうじ(南十字・クルックス)

 

31. Cygnus Cyg– the Swan        :はくちょう(白鳥・キグナス)

32. Delphinus Del– the Dolphin      :いるか(海豚・デルフィヌス)

33. Dorado Dor– the Swordfish           :かじき(旗魚・ドラド)

or Dolphinfish     

34. Draco Dra– the Dragon            :りゅう(竜・ドラコ)

35. Equuleus Equ– the Little Horse or the Colt :こうま(小馬・エクレウス)

36. Eridanus Eri– the Celestial River    :エリダヌス(エリダヌス)

37. Fornax For– the Furnace         :ろ(炉・フォルナックス)

38. Gemini Gem– the Twins        :ふたご(双子・ゲミニ)

39. GrusGru – the Crane         :つる(鶴・グルス)

40. Hercules Her– the Hrecules      :ヘルクレス(ヘルクレス)

 

41. Horologium Hor– thePendulum Clock  :とけい(時計・ホロロジウム)

42. HydraHya – the FemaleWater Sneak  :うみへび(海蛇・ヒドラ)

43. HydrusHyi – the Male Water Snake     :みずへび(水蛇・ヒドルス)

44. Indus Ind– the Indian          :インデアン(インダス)

45. LacertaLac– the Lizard         :とかげ(蜥蜴・ラケルタ)

46. LeoLeo – the Lion           :しし(獅子・レオ)

47. Leo Minor LMi– the Lesser Lion     :こじじ(小獅子・レオ ミノル)

48. Lepus Lep– the Hare          :うさぎ(兎・レプス)

49. LibraLib – the Scales or the Balance  :てんびん(天秤・リブラ)

50. LupusLup – the Wolf          :おおかみ(狼・ルプス)

 

51. Lynx Lyn– the Lynx          :やまねこ(山猫・リンクス)

52. Lyra Lyr– the Lyra          :こと(琴・ライラ)

53. Mensa Men– the Table Mountain) :テーブルさん(テーブル山・メンサ)

54. MicroscopiumMic– the Microscope   :けんびきょう(顕微鏡・ミクロスコピウム)

55. Monoceros Mon– the Unicorn      :いっかくじゅう(一角獣・モノケロス)

56. Musca Mus– the Fly           :はえ(蠅・ムスカ)

57. Norma Nor– the Carpenter’sSquare  :じょうぎ(定規・ノルマ)

58. Octans Oct– the Octant          :はちぶんぎ(八分儀・オクタンス)

59. Ophiuchus Oph– the Serpent Bearer  :へびつかい(蛇遣・オフィウクス)

60. Orion Ori– theGreat Hunter    :オリオン(オリオン)

 

61. Pavo Pav– the Peacock         :くじゃく(孔雀・パボ)

62. Pegasus Peg– the Winged Horse     :ペガスス(ペガスス)

63. Perseus Per– the GreekHero     :ペルセウス(ペルセウス)

64. Phoenix Phe– the Fire Bird or the Phoenix :ほうおう(鳳凰・フォエニクス)

65. Pictor Pic– the Painter’s Easel       :がか(画架・ピクトル)

66. Piscespsc– the Fishes          :うお(魚・ピスケス)

67. Piscis Austrinus PsA– the Southern Fish :みなみのうお(南の魚・ピスケス オーストリ

ヌス)

68. Puppis Pup– the Sternof the Argo Navis) :とも(船尾・プッピス)

69. Pyxis Pyx– the MagneticCompass    :らしんばん(羅針盤・フィクシス)

70. Reticulum Ret– the Reticle or the Net   :レチクル(レチクルム)

 

71. Sagitta Sge– the Arrow         :や(矢・サギッタ)

72. SagittariusSgr– the Archer       :いて(射手・サギッタリウス)

73. ScorpiusSco– the Scorpion        :さそり(蠍・スコルピウス)

74. SculptorScl – the Sculptor’s Workshop) :ちょうこくしつ(彫刻室・スクルプター)

75. Scutum Sct– the Shield         :たて(楯・スクーツム)

76. Serpens Ser– the Serpent       :へび(蛇・セルペンス)

77. Sextans Sex– the Sextant       :ろくぶんぎ(六分儀・セクスタント)

78. TaurusTau– the Bull         :おうし(牡牛・タウルス)

79. Telescopium Tel– the Telescope     :ぼうえんきょう(望遠鏡・テレスコピウム)

80. Triangulum Tri– the Triangle      :さんかく(三角・トリアングルム)

 

81. Triangulum AustraleTrA〕-the Southern Triangle :みなみのさんかく(南の三角・トリア

ングルム オーストラレ)

82. Tucana Tuc– the Toucan            :きょしちょう(巨嘴鳥・ツカナ)

83. Ursa Major UMa– the Great Bear        :おおぐま(大熊・ウルサ メイヤー)

84. Ursa MinorUMi〕-the Littleor LesserBear  :こぐま(小熊・ウルサ ミノル)

85. Vela Vel– the Sailsof the Argo Navis)      :ほ(帆・beヴェラ)

86. VirgoVir– the YoungMaiden or the Virgin  :おとめ(乙女・ビルゴ)

87. Volans Vol– the Flying Fish            :とびうお(飛魚・ボランス)

88. Vulpecula Vul– the LittleFox         :こぎつね(小狐・ブルペキュラ)

 

                       ※番号は学名のアルファベット順

※英名の( )内は省略されることがある

                       

〔参考:IAU星座サイト、SkyTelescope星座サイト、他〕

 

★星座の英語名について

 星座は1922年、国際天文学連合(IAU)によって88に整理統合された。表記はラテン語(学名)で主格と所有格がある。星座そのものを表す場合は主格、その星座に含まれる天体を指す場合は所有格を用いるという。ヨーロッパの伝統的学術用語であるラテン語は、現在使われていないため、それぞれの国は、それぞれの国の言語で星座名を書き表すことになる。

このたび、英語の星座名を知る機会があったので、気づいたことをメモしておきたい。

 

 最初はかみのけ座。英語ではベレニケの髪(the Berenice’s  Hare)という。日本語では一般的な用語の「髪の毛」であるのに対し、英語ではある特定の人物の髪、ということになる。ちなみにラテン語(原語)ではコマ・ベレニケで、まさしくベレニケの髪を意味する。

 このように固有名詞が一般名詞になる例が日本語訳にも、英語訳にもみられる。

 かみのけ座と同じ春の星座に「かんむり座」がある。学名ではコロナ・ボレアリスで「北の冠」を意味する。これは「みなみのかんむり座」とペアになっている。英語では「ノーザン・クラウン」と「サザン・クラウン」で、原語を忠実に表現している。

 しかし、みなみのうお座に対し、北の魚とは、原語でもなってないので、日本語のうお座は問題ないといえよう。

 また「うしかい座」というのがある。英語ではハードマン、日本語では牛飼いで、学名ボーテスを、それぞれ忠実に一般名詞に翻訳している。

 

 秋の星座にはエチオピア王家の物語がある。英語が面白いことになっている。ケフェウス座は「ザ キング」、カシオペア座は「ザ クイーン」または「ザ シーテド(椅子に座った) クイーン」、そしてアンドロメダ座は「ザ チェインド メイダン(鎖につながれた娘)」。そしてアンドロメダを救ったペルセウスは「ザ ヒーロー」、あばれるくじら座は「ザ シー モンスター」である。

 日本語でもくじら座では意味が届かないので「化けクジラ」と補足されることがある。物語の登場人物がおもいきり一般化されている。またオリオンは「ザ ハンター(狩人)」となっているが、ヘルクレスはそのままヘルクレスで、かならずしも一般化しているとはいえない。

 英語では、みずがめ座は「水運び人」、へびつかい座は「へび運び人」となる。

 テーブル山を、単に「ザ テーブル」とするのはどうだろう。ザをつけて特別の(星座の)という意味はあるが。

 英語表現を見るとうみへび座はメスで、みずへび座はオスということになる。これは原語の語尾がその区別を表しているのか不明である。

 また大熊、小熊などの大小は、「大」はほぼグレート、「小」はレッサーまたはリトルが用いられる。ただビッグやスモールという表記もなくはない。

 おとめ座は処女宮ともいわれるので、英語ではずばり「ザ バージン」かと思いきや(日本の辞書にはそうなっている)、IAUやスカイ&テレスコープ(ST)の星座リストでは「ザ (ヤング) メイダン」と控えめな(たぶん)表現となっている。これは確認を要する。

 英語での星座名の表記は、確定するには至っていないようにみえる。ラテン語学名を補足説明する表現になっている。IAUSTが統一を図っている段階かもしれない。   

 

                                                                        〔月光天文台〕













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