「凛として、生命」

  かけがえのない地球に住まわせていただくために
  中野良子著
  清流出版 定価(本体1600円+税)

 「凛として、生命」-021103


 
 お正月などの年中行事を経験した時、我々日本人は本来どのような存在なのか問い掛けたくなる場合があります。そのような疑問を考える参考として中野良子著「凛として、生命」をご紹介いたします。

 著者は文章の専門家ではありませんが、40年以上にわたり国際協力NGO・オイスカをひきいて国際協力を実践してきました。日本と海外の両方を見渡し、日本の未来について有益な提言をされていると思われます。

 現代社会において日本人の帰属意識を求めることは困難なようにも見えます。しかし日本が国際社会に直面する今こそ、「日本的なるもの」が基本的知識として必要になります。

 日本人の持つ柔軟な思考を支えるものは何か。空気のようにあたりまえすぎてかえって説明のむつかしいことを、日本の伝統文化を通して、平明でわかりやすい言葉で伝えています。
 ご精読されますようお勧め申し上げます。 

 ※ 同オイスカ会長による「奇しびなる生命の連鎖」、「地球道徳の普及と構築に向けて」は、このホームページに全文が掲載されています。

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「凛として、生命(いのち)」目次

        はじめに
  第1章 日本の心の原風景
        大自然に宿る民族の原風景
        日本人の根っ子
        産土の森と八百万の神々
        天地のむすび
        恵みの水と禊(みそぎ)の文化
        稲作と養蚕は日本の宝
        敬神崇祖ー受け継がれ行く伝統
        言霊の幸わう国

  第2章 宇宙からの贈り物
        月を愛でる
        月のリズムといのちのリズム
        天文を読む
        混沌(カオス)から宇宙(コスモス)へ
        星のささやき
        見えざる神秘
        大いなる宇宙意思
        宇宙から人間へ-生命の連鎖

  第3章 自然への眼差し
        天の恵み、地の恵み
        大自然の悲鳴
        水と土と森の危機
        荒廃する地球環境
        蝕まれるいのち
        「勿体ない」生活
        生命の摂理

  第4章 地球規模のふるさとづくり
        急がば廻れ−持続可能な開発
        Think globally, Act locally−地球倫理を旗印に
        「ふるさと」再考
        オイスカのふるさとづくり
        ふるさと愛からエトスを育てるー「子供の森」計画
        多様で強靭な自然の森
        「土から離れない」という思想
        地球倫理はハートウェア

  第5章 いのちの世紀
        21世紀はいのちの世紀
        「経済の原理」から「いのちの原理」へ
        いのちの教育
        ボランティアの意味とは
        唱歌が育む日本の情緒
        日本人の背骨
        みんな宇宙の子ー地球のこどもたちへ
        地球に住まわせていただくために


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