マイコンGHS時計

GHS時計

○2001年9月より展示中

 これはカーナビなどに使われているGPSを利用した超高精度時計です。鹿児島県川内市の「せんだい宇宙館」のホームページに紹介されていたキットを試作したものです。
 GPSは、「Global Positioning System(全地球測地システム)」の略で、常時地球を回っているGPS用衛星からの電波を受信して、観測地(受信した場所)の緯度、経度、標高、時刻などのデータを得るものです。

 湾岸戦争で有名になったように、この衛星はもともと軍事用で、アメリカ国防省が24個も打ち上げています。維持費に130億ドルもかかるという金食いシステムともいわれます。冷戦や東西対立が終わり、アメリカとロシアの戦争の可能性が小さくなったことから商用に利用されることになり、そのためカーナビでも特に使用料などは払っていません。
 カーナビでは時間差による測位を行っているため、GPS用の衛星を4つ補足すれば測位が可能になります。
  GHS時計のGHSもそのような略語かと思ったら、この時計を考案した下代(Geshiro)、速水(Hayamizu)、相馬(Soma)の各氏の名前からきていました。
 このマイコンGHS時計(Ver2.1)によりUTC(協定世界時)、緯度、経度、アンテナの高さ、真太陽時、グリニジ恒星時、北極星の時角、地方恒星時などのデータが得られます。とくに時刻についてはUTCに対し100万分の1秒以上という、原子時計なみの精度を持っています。

 

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