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トップページ > 行事案内 > 第17回 宇宙と天文の講演会 『世界の金星探査と日本の挑戦』
毎年、天文台では「宇宙と天文の講演会」と題しまして、国立天文台(NAOJ)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)から講師の方をお招きし、
宇宙や天文に関するお話を年に2回、5月と8月に行っております。

今年、8月も講演会を開催する運びとなりました。            -> 〔リポート〕


2016年8月6日(土) 午後2:00~3:30
第17回 宇宙と天文の講演会 『世界の金星探査と日本の挑戦』

中村 正人(なかむら まさと)教授 
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 金星探査機『あかつき』プロジェクトマネージャー

■概要
 2010年5月21日,金星探査機『あかつき』(PLANET-C)はH-2A-17号機により種子島の射場より打上げられました.同年12月7日の金星周回軌道投入はならず,計画の存続も一時危ぶまれたものの,メインエンジン(OME)以外は健全であることから,再投入を目指すこととなりました.
 金星周回軌道再投入の最適な条件を求めつつ,また太陽により近い位置を探査機が通過するために強い太陽光入射に耐えながら,ついに2015年12月7日,念願の金星軌道再投入に成功,米・露・欧州に続いて日本は4番目の金星探査機投入に成功した国となりました.金星からの観測データも地上に降りてきており,『あかつき』が目指す金星気象にまつわる謎の解明へと繋がっていくことが期待されます.

 今回は, JAXAより中村 正人先生をお招きし,「世界の金星探査と日本の挑戦」というタイトルでご講演を戴きます.
 また、講演の後には、質疑応答時間も設けています.惑星大気・プラズマ物理学の第一人者に、じかに質問をぶつける絶好のチャンスです!


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『あかつき』の観測項目(Credit: ISAS/JAXA)
■講演者
 中村 正人(なかむら まさと)先生について—1959年生まれ. 1987年東京大学理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了,理学博士.同年,ドイツ連邦共和国マックスプランク研究所研究員, 1990年に文部省宇宙科学研究所助手, 1993年東京大学大学院理学系研究科助教授, 2002年に宇宙科学研究所教授となり,現在に至る. 2002年地球科学・地球惑星圏学会より田中 舘賞を受賞.『あかつき』プロジェクトに読売テクノフォーラムからゴールド・メダル賞(特別賞-代表:中村 正人)を受賞.
 専門は惑星大気・プラズマ物理学.手がけた研究や宇宙機用の機器には, GEOTAIL衛星による地球磁気圏の磁場・電場による磁気圏界面での波動の検証,火星探査機『のぞみ』搭載の火星カメラ(MIC)などがある.『あかつき』(PLANET-C)ではプロジェクト発足の中心的メンバーであり,プロジェクトマネージャを務めている.『あかつき』は赤外線を中心とする観測で,金星の気象メカニズムの解明を目指す世界的にもユニークな探査機である.


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講演者・中村 正人先生の近影(ISAS/JAXA)
 前回の第16回宇宙と天文の講演会でも,講演会開始前の時間にミニコンサートに出演,素敵な演奏を披露して下さいました.
 今回も,講演会のテーマに沿うような曲目での演奏を依頼,再登場して戴きます.
 講演会にお早めにいらした方には,ささやかな幸運が待ち受けております.

 ぜひお楽しみ下さい.

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たなかみどり(田中みどり) ボーカリスト、作・編曲家
山梨県生まれ 静岡大学教育学部卒 みどり音楽工房代表
静岡県立三島南高等学校非常勤講師
日時 2016年8月6日(土)
 開場 午後1:30 開演 午後2
:00~3:30
会場 韮山時代劇場 大ホール
対象 小学生以上
入場料 無料
参加人数 先着300名
参加方法
 事前に参加登録が必要となります。

 ・電話、FAXからお申込み
 下記の内容をお伝え下さい。
 ○代表者の氏名
 ○郵便番号、住所
 ○電話番号
 ○参加人数
 (大人、大学生、高校生、中学生、小学生)

 ・インターネットからお申込み
 下の「お申込み」ボタンからフォームを開き
 必要事項を記入の上送信してください。



お問合せ先
 公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台
 TEL 055-979-1428 FAX 055-978-7601


〔リポート〕
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 ・開演前、司会者と打ち合わせをする中村教授ご夫妻 ・田中みどりさんのミニコンサートは3回目
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 ・星につながる歌をさわやかな歌声で披露 ・軽妙な司会でおなじみの鈴木薫さん
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 ・渡邊台長の挨拶 今回の行事は沼津市、三島市、伊豆の国市、伊豆市、函南町、清水町、長泉町の各教育委員会の後援をいただいた ・講演を始める中村教授 演台の右は金星探査機あかつきと金星の模型
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・中村教授は日本初の金星探査機となった「あかつき」のプロジェクト・マネージャー。実感のこもる約1時間の講演
 ・猛暑の中、約200人の方々が参集。質問の中には専門的なものから、小学生の「星はいくつありますか?」と素朴な疑問も
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  ・「あかつき」は、最初の挑戦から5年の歳月を経て金星周回に再挑戦し、2015年12月、見事成功!観測を開始!! ・「心を一つに 金星探査機あかつきプロジェクト 中村正人」 粘り強いチームワークが奇跡を招いた
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 ・月光天文台職員、ボランティアスタッフたちと(露出オーバーぎみ)


以上
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