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公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台

トップページ > 行事案内 > 第16回 宇宙と天文の講演会 『新しい太陽系』 案内とリポート
毎年、天文台では「宇宙と天文の講演会」と題しまして、国立天文台(NAOJ)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)から講師の方をお招きし、
宇宙や天文に関するお話を年に2回、5月と8月に行っております。

今年、5月も講演会を開催する運びとなりました。


第16回 宇宙と天文の講演会 『新しい太陽系』 ~冥王星の姿から~


渡部 潤一(わたなべ じゅんいち)教授 
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台(NAOJ) 副台長

-> リポート

■概要
 2015年7月14日, NASAは長い間未踏だった太陽系の外縁部に当たる天体・冥王星へのNew Horizons探査機による接近遭遇を成功させました.海王星の衛星トリトンにVoyager2が接近遭遇した際(1989年8月)に見つかった「氷の火山」が冥王星でも発見されたことは,似たような天体ゆえにそれほど意外ではなかったと言える一方,大きな地殻変動がかなり新しい年代で起こっている様子は,この種の天体の成り立ちを考える上で非常に興味深い事実です.
また,冥王星が話題として大きく取り上げられた1つの契機として, 2006年8月に開催された国際天文学連合(IAU)での惑星の定義の議論と総会での決定も挙げられるでしょう.この時以来,冥王星は発見されてから「第9番」惑星とされてきたカテゴリーから新たに設定された準(准)惑星に組み入れられることになりました.
今回は,国立天文台副台長・渡部 潤一先生をお招きし,「新しい太陽系-冥王星の姿から-」というタイトルでご講演を戴きます.渡部先生には, 2011年8月20日(第7回)にも『宇宙生命へのアプローチ』というタイトルでお話を戴きました.

また、講演の後には、質疑応答時間も設けています.彗星や海王星以遠天体研究の第一人者に、じかに質問をぶつける絶好のチャンスです!
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冥王星と最大の衛星・カロンの対比
NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/
Southwest Research Institute
■渡部 潤一(わたなべ じゅんいち)先生
 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台副台長(総務担当),教授,総合研究大学院大学数物科学研究科天文科学専攻教授(理学博士).1960年福島県会津若松市生まれ.1983年東京大学理学部天文学科卒業後,東京大学東京天文台助手,国立天文台助手を経て,2006年に天文情報センター長に就任,2008年より2011年春まで同アーカイブ室長を兼務,2010年より同広報室長, 2012年より現職となり現在に至る.
太陽系小天体の観測研究を中心に,特に彗星研究から太陽系構造の進化に迫る.2006年には,IAUの7人の惑星定義委員会のメンバーの一人に選ばれ,惑星の定義決定のための重要な役割を担った.2010年6月には,小惑星探査機『はやぶさ』の帰還を豪州で観測,火球となった『はやぶさ』の明るさについて報告している.天文学の広報普及にも尽力し,TV・ラジオ・科学雑誌の出演・連載や講演活動などでお馴染み.小惑星6052 “Junichi”は渡部 潤一先生に因んで命名された小惑星である.
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講演者・渡部 潤一先生の近影(国立天文台)
 今回の講演会では、渡部先生のご講演の前に、前回にも素敵な演奏をして下さった田中みどりさんが再登場、3曲ほど披露して下さいます。早めに講演会場に到着した方には、ささやかな幸運が待ち受けています!

 (ミニコンサートは開場後から、開演前までの時間を予定しています)

 みなさんのご来場を心よりお待ち致しております。
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たなかみどり(田中みどり) ボーカリスト、作・編曲家
山梨県生まれ 静岡大学教育学部卒 みどり音楽工房代表
静岡県立三島南高等学校非常勤講師
日時 5月28日(土)
 開場 午後1:30 開演 午後2
:00~3:30
会場 韮山時代劇場 大ホール
対象 小学生以上
入場料 無料
参加人数 先着300名
参加方法
 事前に参加登録が必要となります。

 ・電話、FAXからお申込み
 下記の内容をお伝え下さい。
 ○代表者の氏名
 ○郵便番号、住所
 ○電話番号
 ○参加人数
 (大人、大学生、高校生、中学生、小学生)

 ・インターネットからお申込み
 下の「お申込み」ボタンからフォームを開き
 必要事項を記入の上送信してください。

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お問合せ先
 公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台
 TEL 055-979-1428 FAX 055-978-7601



 ★リポート


第16回 宇宙と天文の講演会 
「新しい太陽系」 -冥王星の姿から-


講師:渡部潤一理学博士・国立天文台副台長 
 
-> ポスター

日時2016年5月28日(土) 午後2時~3時30分会場 韮山文化センター/伊豆の国市

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■開始前、田中みどりさんのミニコンサート■講師控室に小野登志子・伊豆の国市長が訪問
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 ■渡部教授は奥様と来場 ■渡邊裕彦・月光天文台長の開演の辞
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 ■小野市長のあいさつ
「子供たちが天文に興味を持つようになるといいですね」
 ■約250人の参加者が、渡部講師のユーモアを交えた講演に聞きいった
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 ■「新しい太陽系」について 
 冥王星が準惑星になった現場での報告も。
 ■探査機によって、太陽系天体についての知識は急速に増えた。演台の右は冥王星の模型。
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 ■質問に答える渡部教授。手を挙げた人を教授自身が指名する場面も。
 ■「天に星 地に人」
   人間一人ひとりも地上で光ってる!
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 ・月光天文台とボランティアスタッフたちと。
    前列右は司会を務めていただいた鈴木薫さん。


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