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★月光天文台・企画展

    「カレンダーで見る2019年」  

          - 天象と歴史 - 

  〔暦の概要〕  〔各月の主な天象〕  〔歴史トピックス

1905-gazo
・元号が改まる5月/2019年版

・日食、月食、惑星現象など、天文カレンダーなどから2019年の天文現象を紹介!
・また歴史的なイベントを辿り、歴史のトピックスを紹介します


タイトル:企画展「カレンダーで見る2019年 - 天象と歴史 -」
会  場:月光天文台 3F・コスモワールド
期  間:11月17日(土)~2月11日(月) 
      ▲休館:月曜・第4木曜  ▲年末年始休館:12月25日~1月4日
時  間: 9:30~17:00
見学料 : 大人600円、小人300円(コスモワールド、ジオワールド見学を含む)
主  催:月光天文台
お問合せ:月光天文台 Tel.055-979-1428

                                

〔暦の概要〕
 
 平成31年・2019年の暦
  平成31年(4月まで):日本紀元 2679年、昭和94年、大正108年、明治152年 
           
       己亥(つちのとゐ)・い年、八白土星、  〔平年〕

        5月 改元

        
〔人類月到達から50年〕
        〔月の裏側、写真撮影60年〕

       旧正月 2月16日  ※旧暦は平年
        ◆旧暦行事(各現行太陽暦での日付)
         旧ひな祭:4月18日    旧端午の節句:6月18日   旧七夕:8月17日
         中秋の名月:9月24日   旧重陽:10月17日     十三夜:10月21日

  西  暦    2019年   イースター 4月21日
 中国春節    2月5日   ※太陰太陽暦による伝統的新年(日付は毎年変わる)
 中華民国紀元  108年
 タイ仏滅紀元  2562年
 イスラム暦   1441年の年初 2017年9月1日ころ(暫定) 
          ラマダン 5月5日~6月3日(暫定)
 イラン暦    1398年の年初 2018年3月21日(春分)
 エチオピア暦  2012年の年初 2019年9月11日
 ユダヤ暦    5780年の年初 2019年9月30日  ※前日の日没より


 ★2018年の主な天象
    日食が3回、月食が2回あります。
    日本では1月の部分日食と12月の金環日食の一部、および7月の部分月食の一部が見られます。
    1月6日の部分日食は、午前中、全国で見られるでしょう。
    7月17日未明の部分月食は、九州、沖縄等で月入帯食となります。
    12月26日、お昼頃からの金環日食は、日本各地で部分日食が見られます。ただ東日本では日入帯食となります。


  2019年の各月の天象            
  ◆1月
   4日 しぶんぎ座流星群極大(11時・良)
   6日 明けの金星が西方最大離角
   6日 部分日食 日本各地で見られる 食の最大・東京10時6分   ・部分日食観望会
   21日 皆既月食 日本では見られない・南北アメリカ大陸等で起きる 
   22日 明け方、金星が木星に接近  
  ◆2月
   20日 今年最大の満月
   27日 宵の水星が東方最大離角(夕方では今年一番の見ごろ)
 ◆3月
  21日 春分
 ◆4月
  12日 明けの水星が西方最大離角   
 ◆5月
  12日 今年最大の上弦
  27日 今年最小の下弦
 ◆6月
  11日 木星が衝
  22日 夏至
 ◆7月
  3日 皆既日食 日本では見られない・チリなどで皆既食
  4日 昼間の火星食  食の始め・東京15時5分
 10日 土星が衝 
 17日 西日本・九州などで未明の部分月食 食の始め5時1分 東京・月没4時43分       
 ◆8月
   7日 伝統的七夕(旧暦7月7日)
  13日 金星が外合・->宵の空へ
  13日 ペルセウス座流星群(16時・悪)
 ◆9月
  11日 海王星が衝
  13日 中秋の名月(旧暦8月15日)
  14日 今年最小の満月
  23日 秋分
 ◆10月
  28日 天王星が衝

 ◆11月
   1日 今年最大の下弦
  11日 水星の日面経過(日本では真夜中で見られない)
  28日 明けの水星が西方最大離角(明けの水星の今年一番の見ごろ)  
 ◆12月  
   4日 今年最小の上弦   
  11日 夕方、金星が土星に接近
  15日 ふたご座流星群(4時・やや悪)
  19日 今年最大の下弦
  22日 冬至
  26日 金環日食 食の最大・東京15時35分
      日本では部分日食 東日本等では日入帯食


   「カレンダーで見る2019年」       
  タイトル
 年.月.日 
     前
      歴史トピックス・イベント
「きぼう」完成 
 2009.7.19
(平成20)
   10年前
    「きぼう」完成!

 国際宇宙ステーション(ISS)に日本の実験棟「きぼう」が完成
 土井隆雄氏、星出彰彦氏、若田光一氏等の宇宙飛行士により建設されました。

 ISS、2025年以降の予定は決まっていません。
 平成最初の日 
 1989.1.08
(平成元年)    30年前
    平成始まる!

 昭和天皇の崩御の翌日、今上天皇陛下が即位され平成となりました。

 平成31年、4月30日をもって、今上天皇は譲位されます。

 人類、月到達
 1969.7.20
(昭和44.7.21・JST)
    50年
   アポロ宇宙船により、人類、月到達!

  NASA、有人宇宙船アポロ11号より、月着陸機イーグルが分離し、アームストロング船長とコリンズ飛行士が、人類として初めて月に到達した。(これは人間が初めて人工衛星を打ち上げてから、わずか12年後のことであった)
 史上初めて月(静かの海)に降りたニール・アームストロング船長の姿は、衛星中継で全世界に放映され、その時の言葉「この一歩は一人の人間にとっては小さいが、人類にとっては大きな飛躍である」は広く人々に知られました。

 この年、11月19日、アポロ12号の月着陸船イントレピットは、月の「嵐の大洋」に着陸しました。月面に降りるときピート・コンラッド船長はこういいました。「ニールにとっては小さな一歩だが、(小柄な)私にとっては大きな一歩だ」。


  月の裏側撮影 
1959.10.07
(昭和34)  60年前
    月探査機「ルーニック(ルナ)3号」、月の裏側の写真撮影に成功

 地球にもっとも近い天体である月は、地球に対する回転を停止しています。つまり地球を回る月はつねに地球に同じ顔を向けているため、地球から月の裏側(遠い半球)を見ることはできません。
 1959年のこの日、旧ソ連の無人月探査機「ルナ3号」は、史上初めて月の裏側(70%)の写真撮影に成功しました。驚いたことに、月の裏側は、表に比べて黒い海の部分が極端に少なかったのです。なぜ裏側に暗い「海」が少ないのでしょう?いまだに謎のようです。
 月の左上に小さな黒い海(と呼ばれる部分)が見えますが、付けられた名前は「モスクワの海」でした。

 ※「太陽・月・星のこよみ」2019年版の表紙に、アメリカの深宇宙探査機デスカバーが撮影した月と地球のツーショット写真が載っています。この見慣れない月の姿は、地球からは見えない月の裏側の月面です。
 月が手前にあるため、地球の直径の3分の1ほどの大きさに写っています(実際は約4分の1)。
   


 1949.11.03
(昭和24)
    70年
  湯川秀樹博士に、日本人初のノーベル賞!

 湯川博士が1933年(昭和8)4月に発表した中間子論により、この年日本人最初となるノーベル賞を受賞しました。それは16年前、湯川博士が27歳の時の論文です。受賞したのは日本が終戦から4年目で、多くの日本人に驚きと励ましを与えました。

 中間子というのは、原子核の中の陽子同士、また中性子を結びつけるために導入された粒子で、重さが電子と陽子の中間程と考えられたためこう呼ばれました。1936年、米のアンダーソンが宇宙線の中に新しい粒子を発見。湯川の予言した粒子と思われましたが、それはミュー粒子(電子の仲間)でした。しかし、これによって湯川粒子への関心が一躍高まりました。
 1947年、英のパウエルにより、やはり宇宙線の中から新たな粒子が発見されました。これこそ湯川博士の提唱した中間子に他ならなかったのです。その2年後、湯川博士にノーベル物理学賞が授与されました。この粒子は現在、パイ中間子と呼ばれています。

 ※陽子の重さは、電子の約2000倍。パイ中間子は電子の約200倍です。

  宇宙の膨張を発見
1929年       90年前
    ハッブルの法則、発表

 アメリカの天文学者E.ハッブルが、当時世界最大の口径100インチ(2.5m)望遠鏡による多数の銀河の観測から「ハッブルの法則」を発表しました。それは「遠い銀河ほど速い速度で我々から遠ざかっている」というもので、宇宙が膨張していることを意味していました。

 1916年、アインシュタインは一般相対性理論を発表。この理論を宇宙に適用すると、宇宙の物質密度によって、(1)小さくつぶれる、(2)平衡状態を保つ、(3)永遠に膨張する、のいずれかになるという。アインシュタインは(2)の静的な宇宙を実現するために方程式に「宇宙項」を付け加えましたが、ハッブルは観測によって、結果的に宇宙が膨張していることを発見しました。


 エディントン、皆既日食を観測
1919.5.29

   100年前
    一般相対性理論が有名に!

 イギリスの天文学者アーサー・エディントンは、この日のアフリカ西岸のサントメ国のプリンシペ島で起きた皆既日食を観測し、アインシュタインの一般相対性理論を検証しました(光が重力で曲がる!)。その肯定的な結果のニュースは世界中の新聞で大きく取り上げられました。つまりこの遠征によって、一部の物理学者に知られていた一般相対性理論が、広く一般に知れ渡ったのでした。

 その後、ある新聞記者が「この(一般相対性)理論を理解しているのは世界で3人だけだそうですね?」といったところ、エディントンは冗談で、「3人目は誰でしょう?(私とアインシュタイン以外に)」と応じたそうです。


国際天文学連合創立
1919.7.28
         100年前
     IAU発足!

この日、フランスのパリで国際天文学連合(IAU)が創立されました。前年の11月11日、ヨーロッパを中心に4年におよぶ第1次世界大戦が終結したばかりでした。
 IAUは国際組織で、1万人以上の天文学者と64の国家会員が所属しています。3年に一度、世界各地の持ち回りで総会が開催されます。

 IAUの傘下には小惑星センターなどがあり、天文電報の発行業務にも関わっています。また作業部会のひとつでは、恒星、惑星、小惑星その他の天体に関する命名権を取り扱っています。
〔月光天文台の観測から、新小惑星14個への命名が小惑星センターに受理されています。〕 


  元素周期律を発見

1869.3.06  
      150年前
    メンデレーエフ、元素の周期律を発表!

 この日、ロシアのドミトリー・メンデレーエフが元素の周期律を発表しました。
 メンデレーエフは当時知られていた60余りの元素を、性質(原子量)の順に並べて表に表しました。そのさい、該当する元素がない場合は、空欄として残しておきました。やがて新しい元素が発見されると、まさにその空欄にあてはまる元素でした。こうして元素周期表は、一躍、新しい元素を見つける手がかりとして注目を集めました。


 ★ネイチャー創刊
 この年の11月4日、イギリスの天文学者ロッキャーは、科学誌「ネイチャー」を創刊しました。


 「種の起源」出版
1859.11.24 
      160年前
    ダーウィン、「種の起源」を出版!

 この日、イギリスのチャールズ・ダーウィンは「種の起源」を出版しました。その中で、生物は常に「生存競争」の状態にあり、環境に適応するように進化した種が生き残る「適者生存」と主張しました。これは「自然選択説」と呼ばれました。
 この本は平易な文章で書かれていて幅広い関心を集め、さまざまな論争を引き起こしました。
 現在、「自然選択説」は適応進化の要因として、科学的に認められています。


 銀板写真を発表
1839.8.19    180年前
    ダゲール、銀板写真(ダゲレオタイプ)を発表

 フランスのダゲールは、写真の先駆者ニエプスと協力して、銅板に銀メッキしたものを感光材料とした「銀板写真(ダゲレオタイプ)」を発表しました。これは「焼き増し」ができません。

 1939年8月19日、フランス政府はこの発明を買い取り、広く一般に知らせました(世界写真の日)。
 これによって多くの人々が写真の改良に加わり、1841年にはイギリス人タルボットによってネガ・ポジ法が考案されました。
 写真は間もなく天体の観測にも用いられ、科学の発展に大きく寄与しました。


 惑星の運動法則
1619年      400年前
       ケプラーの法則、発表!

  ドイツのケプラーが、1609年に発表した惑星の運動第1、第2法則に続いてこの年、惑星の運動の第3法則を発表。

  第1法則:惑星は太陽をひとつの焦点とする楕円軌道を運行する
  第2法則:太陽と惑星を結ぶ線分は、単位時間に同じ面積を描く
  第3法則:惑星の公転周期の2乗は、軌道長半径の3乗に比例する

 ケプラーは、チコ・ブラーエの観測データを精査し、この法則を見つけ出しました。なぜこの法則が成り立つかは、イギリスのニュートンによる「万有引力の法則」で解明されました。
 万有引力の法則は、近代科学の基礎となりました。



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