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公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台

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毎年、天文台では「宇宙と天文の講演会」と題しまして、国立天文台(NAOJ)や宇宙航空研究開発機構(JAXA)から講師の方をお招きし、
宇宙や天文に関するお話を年に2回、5月と8月に行っております。

今年、5月も講演会を開催する運びとなりました。                     -> リポート


2017年5月13日(土) 午後2:00~3:30
第18回 宇宙と天文の講演会 『これからの月探査~表面へ、そして地下へ~』

春山 純一(はるやま じゅんいち)先生
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 太陽系科学系助教

■概要
 2007年9月14日,種子島宇宙センターよりH-2Aロケットで打上げられた『かぐや』(SELENE)は,米国のアポロ計画以来最大級の月探査ミッションと呼ばれました. 月全球の均質かつ高精細な画像のほか,地下構造や重力場分布,組成や鉱物分布など,月の成因や内部構造に迫るデータを取得し,多大な成果を上げています.
 『かぐや』に続く月探査計画はしばらく空きましたが, 2019年度を目標にピンポイント着陸の実証を行なうSLIMの打上げを行なうことが決定されました.『かぐや』のデータを利用し,精密着陸をする技術は,火星衛星探査計画の重要な技術としても期待されています.
 また,『かぐや』により見つかった縦孔探査を目的とするUZUMEも,月探査に限らず,火星探査などへの展望が期待されています.
 今回は,春山 純一先生をお招きし,「これからの月探査~表面へ、そして地下へ~」というタイトルでご講演を戴きます.春山先生は,『かぐや』搭載装置のTC(地形カメラ)の主任研究員(PI)を務め,多くのJAXA月惑星プロジェクトにも関与されています.

 また、講演の後には、質疑応答時間も設けています.固体惑星研究の第一人者に、じかに質問をぶつける絶好のチャンスです!



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『かぐや』飛翔の様子(Credit: ©JAXA/ISAS)
■講演者
 講演者:春山 純一(はるやま じゅんいち)先生について—JAXA宇宙科学研究所・太陽系科学系助教.熊本大学 客員准教授,会津大学 特任上級准教授.理学博士(1994年京都大学).
 2007年9月14日打上げのSELENE『かぐや』では地形カメラ(TC)の主任研究員を務めた.『かぐや』データをもとに,月の謎の解明に取り組んでいる.研究テーマは月の極の水の有無,月の縦孔や溶岩チューブ,クレータ,磁気異常を伴う月表面の渦巻きなど.国内外の月探査ミッションに参加している.

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講演者・春山 純一先生の近影
 前回の第17回宇宙と天文の講演会でも,講演会開始前の時間にミニコンサートに出演,素敵な演奏を披露して下さいました.
 今回も,講演会のテーマに沿うような曲目での演奏を依頼,再登場して戴きます.
 講演会にお早めにいらした方には,ささやかな幸運が待ち受けております.

 ぜひお楽しみ下さい.

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たなかみどり(田中みどり) ボーカリスト、作・編曲家
山梨県生まれ 静岡大学教育学部卒 みどり音楽工房代表
静岡県立三島南高等学校非常勤講師
日時 2017年5月13日(土)
 開場 午後1:30 開演 午後2
:00~3:30
会場 韮山時代劇場 大ホール
対象 小学生以上
入場料 無料
参加人数 先着300名
参加方法
 事前に参加登録が必要となります。

 ・電話、FAXからお申込み
 下記の内容をお伝え下さい。
 ○代表者の氏名
 ○郵便番号、住所
 ○電話番号
 ○参加人数
 (大人、大学生、高校生、中学生、小学生)

 ・インターネットからお申込み
 下の「お申込み」ボタンからフォームを開き
 必要事項を記入の上送信してください。

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お問合せ先
 公益財団法人 国際文化交友会 月光天文台
 TEL 055-979-1428 FAX 055-978-7601



 〔★リポート〕 第18回宇宙と天文の講演会
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 ・田中みどりさんのミニコンサート ・司会はおなじみの鈴木薫さん
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 ・渡邊月光天文台長の挨拶 ・初めに月に関するクイズを出す春山教授
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 ・雨天にもかかわらず約200人余りの参加者が聴講 ・10年前に打ち上げられた日本の月探査機「かぐや」で、春山教授はカメラの開発を担当
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・春山教授はかぐやの画像から、月に不思議な縦穴(たてあな)を発見
 ・約1時間余りの講演の後参加者からの質問に答えられた。
 大人から小学生まで、質問が相次いだ
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  ・質問に答えて国際協力や宇宙探査の考え方なども披露 ・「月へ そしてその先の宙へ 一緒に行きましょう」 
  応援というより一緒にやりましょう!と
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 ・月光天文台スタッフ、およびボランティアスタッフたちと




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